なぜ数あるSIMの中からここを選んだのか。そして、実際に使い始めて遭遇した「ある事件」について、リアリティたっぷりに綴ります。
1. 「使った分だけ」という言葉の罠
格安SIMを探していた当時の僕は、自分のデータ使用量が全く把握できていませんでした。 ある月は5GB、でも家に引きこもって作業する月は1GBも使わない。 そんなムラのある生活を送っていた僕の目に飛び込んできたのが、エキサイトモバイルの**「Fit(フィット)プラン」**でした。
「使った分だけ、階段式に料金が決まる」
この「あ、これ僕のためのプランじゃん」という直感。 定額制だと、使わなかった月に損をした気分になる。でもエキサイトモバイルなら、僕の不規則な生活に寄り添ってくれるはずだ。 そう信じて、僕は契約書にサイン(というかWebでクリック)しました。これが、僕とエキモバの、少し奇妙で合理的な共同生活の始まりでした。
2. リアリティ事件簿:低速モードの「試行錯誤」
エキサイトモバイルを使い始めて数ヶ月。僕は一つの「遊び」を思いつきました。 エキモバには、専用アプリからワンタッチで「低速通信(バースト機能付き)」に切り替える機能があります。低速にしている間は、どれだけ使ってもデータ消費量はカウントされません。つまり、料金が上がらないのです。
「これ、ずっと低速で生活したら、月額基本料だけでいけるんじゃないか?」
そんな貧乏性の試行錯誤が始まりました。 バースト機能(最初の一瞬だけ高速通信する機能)のおかげで、Twitter(X)のタイムラインやLINEのテキスト送信くらいなら、意外とストレスなく動きます。 「勝った。僕はシステムの穴を見つけたんだ」 そんな万能感に浸りながら、僕は低速モードのまま街へ出かけました。
そして、地図の前で立ち尽くす
事件は、以前お話しした「40度の熱で病院を探した日」……ではなく、ある知らない街での打ち合わせに向かっている時に起きました。 「行き当たりばったり」な僕は、駅に着いてからGoogleマップで場所を確認しようとしました。しかし、そこで低速モードの限界が牙を剥きます。
画面に表示されるのは、いつまで経っても「灰色」のグリッド。 地図のデータは画像情報の塊です。いくらバースト機能があっても、広範囲の地図を読み込むには、低速通信ではあまりに無力でした。
「あと5分で着かなきゃいけないのに、自分がどこにいるか分からない……!」
焦った僕は、高速モードに切り替えようとアプリを開きましたが、そのアプリを読み込むのすら遅い。 結局、僕は近くのコンビニに駆け込み、店員さんに道を聞くという「アナログな試行錯誤」でなんとか難を逃れました。
あの時、コンビニの入り口でハァハァ言いながら地図を聞く僕を見て、店員さんはきっと「この人、40度くらい熱あるのかな?」と思ったに違いありません。
3. 「エキモバ」が教えてくれた、自分との距離感
この一件以来、僕はエキサイトモバイルとの付き合い方を変えました。
「ケチるために使う」のではなく、「自分の行動を最適化するために使う」。 外で地図を見たり、大事な連絡をしたりする時は、迷わず高速モード。 家でWi-Fiに繋いでいる時や、急がない作業の時は低速モード。
エキサイトモバイルの管理画面に並ぶグラフは、僕がその月、どれだけ「社会と繋がっていたか」を可視化するバロメーターになりました。 グラフが低く抑えられた月は「あ、今月は家でじっくり自分と向き合えたな」と思い、グラフが跳ね上がった月は「たくさん外に出て、新しい刺激に触れたんだな」と納得する。
格安SIMは、単に通信費を削る道具ではありません。 自分の「情報の食べ方」を見つめ直すための、鏡のような存在なのです。
4. 結論:エキサイトモバイルは「柔軟な鎧」
現在、格安SIMの業界は戦国時代です。 もっと安いところ、もっと速いところは他にもあるかもしれません。 でも、エキサイトモバイルが持つ「ユーザーのわがまま(あるいは迷走)を許容する柔軟性」は、僕のような「行き当たりばったり」な人間には、非常に心地よいものでした。
大手キャリアの「至れり尽くせり」ではないけれど、自分でハンドルを握っている感覚がある。 これこそが、僕たちが格安SIMという選択肢を選んだ理由ではなかったでしょうか。
結びに:次の一歩を、軽やかに
エキサイトモバイルのロゴを見るたびに、僕はあの日のコンビニの風景を思い出します。 「便利さ」と「安さ」の狭間で揺れ動き、失敗し、自分なりの妥協点を見つけていく。
皆さんも、今のスマホ料金に少しでも「違和感」を感じているなら、一度エキサイトモバイルのサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。 そこにあるのは、ただの料金表ではなく、あなたの新しいライフスタイルへの「招待状」かもしれません。
あ、でも一つだけアドバイスを。 知らない街で地図を開く前には、必ず高速モードへの切り替えを忘れずに。
それでは、また。

